サンプル盤

オムニバス

: 1990～1991年にエピック・ソニーから出ていたサンプルCD「月刊WOM」。「月刊」という割には２か月に１回の発行でした（笑）。毎週出ていたフリーペーパー「HUSTLE WOM」から生まれたものです。第10号まで発行されました（自分が持っているのは第１号・第４号以外。第１号は持っていたのだけど、弟にあげてしまったので手元にない）。最初のころは、岡村靖幸「Peach Time」がオープニングテーマだったなぁ…（現在もテレビ番組などで効果音的に使われてますね）。
: 「月刊WOM」の次に出た「MUSIC WOM」。こちらは毎月の発行でした。1992～1993年の発行です。
: 1994年にポニーキャニオンから出たサンプルCD「SUPER GiRLPOP」。加藤いづみや大本友子のような、文字どおりの「ガールポップ」（このことばはあまり好きではないのだけど）といったところから、かとうれいこ（歌っていたんだねぇ）や永作博美のような「アイドルポップ」と呼べそうなもの、はたまた、現在ではすっかりバラエティタレントになってしまった（悲）YOUまでもがこのCDの中に収められていました。

単独アーティスト

: 久宝留理子のサンプル版CD。1992年夏に出たもの。抽選で無料ライブに行けるアンケートはがきがついていました。ヒット曲『男』が出たのはこのしばらくあとのことです（深夜のテレビからいきなりあの声が流れてきたときはびっくりした）。
: CHARAのサンプルCD。1993年秋ごろに出たもの。資生堂の広告が入っています。こういうサンプル版、ほかには持ってないなぁ。
: 相沢友子のサンプルCD。1992年冬ごろに出たもの。歌詞の内容に重みがあって、「女版尾崎豊」などと呼ばれたこともあったように思います（橘いずみのほうが有名になってしまったけど）。のちにチョーヤ梅酒のCFに出ているのを見たときには「ひえー」と思ってしまいましたが…。現在はシナリオライターとしても活躍しています。
: ELLISのサンプルCD。1993年秋ごろに出たもの。フジテレビ「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！」のエンディングテーマ「千の夜と一つの朝」が有名になりました。ELLISとしての活動は終了していますが、現在も音楽活動はつづいています。
: 林田健司のサンプルCD。1994年春に出たもの。のちにSMAPが歌ってヒットした「青いイナズマ」も収録されています。
: 松阪晶子のサンプルCD。1994年夏に出たもの。直接郵送できるようになっているサンプル盤はけっこうあるのですが、これは、裏面がそのままアンケートになっています（シンプルというのか、実用的というのか）。いまはどうしているのかなぁ。
: 宇井かおりのサンプルCD。1994年秋に出たもの。サンプル盤は8cmのCDが多いのですが、これはなんと12cmでした。現在はインディーズレーベルで活動しているようです。
: 葛生千夏のサンプルCD。1990年冬に出たもの。これは一般に配布されたものではなく、レンタル店で無料貸出していたものです（このCDは、1992年か1993年に福岡市南区のレンタル店で100円で購入しました）。アルバムに収録されていない曲（「ふるさと」「弓術部遠征歌」）がフルサイズで収録されているという、けっこう貴重なCDです。いまはどうしているのかなぁ。