有料道路通行券


通常の通行券

日本道路公団が管理する有料道路・長崎バイパス(一般国道34号)の領収書。1987年8月のもの。当時は片側1車線で、対面通行の高速道路といった感じでした(自動車専用なので、広い意味ではまちがいなく「高速道路」ですが)。通行料金も普通車で100円でした。
佐賀県道路公社が管理する有料道路・三瀬トンネル(一般国道263号)の通行券。1989年5月のもの。自転車で通行したもので、さすがに20円と安いです。料金所はトンネル南側にあります(ちなみに、このトンネルは福岡市と佐賀県三瀬村を結ぶもので、福岡市も佐賀県道路公社に出資しています。福岡県道路公社に対する出資額より大きかったりします)。領収印には「現金領収済印 佐賀県道路公社収納事務受託者 (判読不明)協同組合」と書かれています。地元の農協あたりで収納業務を受託していたのでしょうか(こういうのもめずらしいよね)。
福岡県道路公社と佐賀県道路公社が共同で管理する有料道路・鳥栖筑紫野道路(県道久留米基山筑紫野線)の通行券。1989年5月のもの(三瀬トンネルと同じ日に通ってます)。これも自転車で通行したもので、やはり20円と安いです。地紋は両道路公社のマーク(福岡は県の花である梅をかたどった中に「FDK」の文字、佐賀は「さ」を図案化したもの)が交互にならんでいます。料金所は福岡・佐賀県界の南側にあります。管理区間は県界で分かれていて、キロポストもここで「0」にリセットされていました。
日本道路公団が管理していた有料道路・別府阿蘇道路(県道別府一の宮線)の領収書。これは1993年10月のもの。「C区間」と呼ばれる瀬の本以南の区間のものです(見づらいですが、「セノモト」の印字があります)。この区間は、1987年8月に自転車で通ったことがあるなぁ(50円でした。見つかり次第載せます)。料金所は一般国道442号との交差点の南側にありました。
熊本県が管理していた有料道路・菊池阿蘇有料道路(県道大観峯水源線・のちに県道阿蘇公園菊池線となる)の通行券。これも1993年10月のもの。わかりづらいですが、「熊本県企業局分任出納員」の印があります。ちなみに、現在、熊本県が直接管理する有料道路はありません。

特別な通行券

福岡北九州高速道路公社の設立20周年を記念して配布された無料通行券。天神の西鉄福岡駅前で、1人2枚ずつ配布していました。右側の半券を切り離すようになっています。

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